
ツバキにもいろいろな品種がありますが、冬から春にかけて咲くものが多く、5月頃まで咲く遅咲きや9月頃に咲き始める早秋咲など、1年で長く楽しめる花の一つです。花首から落ちるツバキは「不吉」とも言われがちですが、実は邪を払う木として古くから親しまれ、江戸時代に園芸を愉しもうとした町人の文化を阻止しようと武家の人間が噂を流したともいわれているそうです。冬の健気な代表花、とちぎのツバキを見に行ってみよう!
宇都宮エリア
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多氣山[宇都宮市]
宇都宮市北西部にある標高376.9mの低山です。多気不動尊ルートより山頂手前の御殿平を目指しスタートすると、山ツバキが彩りを添えてくれそうですね♪(撮影:らいぶさん)
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宇都宮二荒山神社[宇都宮市]
二荒山神社階段の東側の「東神苑遊歩道」をツバキを眺めながらゆっくりと歩いてみてください。(画像はイメージです)
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宇都宮城址公園[宇都宮市]
宇都宮城一千年の歴史に触れられる公園です。春、河津桜とツバキの競演が素敵ですね♪(撮影:如月さん)
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長岡公園[宇都宮市]
『緑の創出とコミュニティの形成』をテーマにした公園では春になるとサクラやツバキ、ハナカイドウなどが競演する姿が楽しめそうです♪(撮影:チョコたん♪さん)
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栃木県中央公園[宇都宮市]
駐車場と沈床園の間で赤と白のツバキを見ることができます。2021年は3月に緑の相談所で宇都宮ツバキ愛好会の皆さんによるツバキの展示会が開かれました。(撮影:ケケママさん)
小山・下野・栃木エリア
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太醫山 薬師院 長福寺[栃木市]
四季折々の花が咲き誇る、約700年続く曹洞宗のお寺です。しだれ桜が有名ですが、白・ピンク・赤のツバキも楽しめます♪(撮影:maffinmanさん)
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須賀神社[小山市]
小山市の中心に、藤原秀郷公により創建されたこころ安らぐ鎮守の森。境内には樹齢500余年の大ツバキを見ることができます。(撮影:maffinmanさん)
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下野薬師寺(旧安國寺)[下野市]
天武天皇勅願の歴史のあるお寺です。こちらでは、「錦魚葉椿(キンギョハツバキ)」という葉の形が錦魚のようになる、葉も花も楽しめる珍しい品種を見ることができます。(撮影:ショコラ♪さん)
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諏訪神社(真弓磯山神社)[栃木市]
奇岩のある県下最小の山上に鎮座する神社。社殿脇にあるピンクのツバキが境内に彩り添えています。(撮影:maffinmanさん)
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栃木植物園 大柿花山[栃木市]
大柿花山の椿園だけでなく、花山全体で見ることのできる椿の種類は数百種類あり、その種類の多さでは日本でもトップクラス!いろいろな色のツバキを楽しみながら散策してみましょう♪(画像はイメージです)
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とちぎわんぱく公園[壬生町]
夢花壇をはじめ、園内は草花・宿根草・樹木など緑と花にあふれた公園で、五島椿玉之浦(長崎県五島市で発見されたという赤い花びらを白く縁取った印象に残る花姿)を見つけてみてくださいね♪(撮影:rusty-130さん)
足利・佐野エリア
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心晴山 南光寺[佐野市]
推定樹齢約350年、佐野市天然記念物の大白椿は旧葛生町を代表するツバキの巨木で、例年3月頃見頃を迎えます。(撮影:maffinmanさん)
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亀峰山 東光寺[佐野市]
天台宗の開祖伝教大師最澄が創建。春は桜、秋は彼岸花が咲き誇りますが、古木のツバキも楽しむことができます♪(撮影:maffinmanさん)
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出原の大ツバキ[佐野市]
推定樹齢350年、樹高約10m、太さ1.8mの佐野市指定天然記念物の大ツバキです。(撮影:maffinmanさん)
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あしかがフラワーパーク[足利市]
四季折々「花と光の楽園」では、その季節によって様々な花と楽しむことができます。冬はイルミネーションと花の競演が素敵ですね♪(画像はイメージです)