2023年02月14日
古墳って何だろう?いつの時代に作られたものなのかな?栃木県内にある遺跡の歴史や文化を見て・触れて・体験できる学べる施設をご紹介します。
宇都宮市
栃木県立博物館
当館には、郷土の山や川、多種多様な動植物の世界、その豊かな自然を背景に築かれてきた歴史、受け継がれてきた文化遺産など、貴重な資料が展示されています。私たちの郷土栃木県の姿を様々な角度からご観覧ください。
昔の事知ってっけ企画展で展示されていた、懐かしい黒電話、掃除機、ジューサーミキサー、炊飯器、これらは、私の子供の頃、実際に家庭に有りました。使っていた物そのままの物が、時代を遡り、記憶を蘇らせる展示物になんとも言えない懐かしさを思い出す事が出来る素晴らし企画展を考えていただきまして、ありがとうございます!と言わせていただきます。
宇都宮市
うつのみや遺跡の広場
5500年前の縄文時代前期の集落跡が発掘され、保存、復元されています。発掘された貴重な首飾り、耳飾りが資料館に展示されています。5月中旬には、ニッコウキスゲが園内西側斜面に咲きますので、是非ご来園ください。
近くを通る用事があり今年のニッコウキスゲはどうかなと思い立ち寄りました。園内の手入れをされている方に入口でお聞きしたら、今年も早めに咲きだしたので少し満開が過ぎてしまったけれどまだたくさん咲いていますよ。と教えていただきました。西側斜面の散策路を歩くと黄色い花が涼しげに咲いていて天気にもよりますが、まだ見ごろは続きそうです。他にも入口の脇にはオキナグサがフワフワの綿毛を見せてくれていて、駐車場から入り口までもシャガの花とポールの重し(かわいいトラ?)がお出迎えしてくれていました。
宇都宮市
飛山城史跡公園/とびやま歴史体験館
飛山城は、宇都宮氏重臣芳賀氏が鎌倉時代後半に築いた重要な拠点でした。なぜここに城を築いたのか・・・。西崖から一望すれば、あなたにもわかるはず。宇都宮の街並みを、富士山から日光・那須連山までの山並みを、その絶景をぜひ一度ご覧ください。
ここの眺めが好きなんですよね 人も少ないし、ぼーっとして癒されます(笑) 木が多いので散歩するにもいい場所です
矢板市
矢板市立郷土資料館
自然に囲まれ、木をふんだんに使った旧上伊佐野小学校のおしゃれな校舎の外観や間取りをそのまま活用しています。矢板市の歴史的な特徴を踏まえ、それぞれの時代ごとの郷土資料を展示しています。
只今緊急事態宣言発令中とのことで休館中ですが、新聞の記事でこちらに所蔵されている展示品が矢板市デジタルミュージアムで見られることを知りました。パソコンで貴重な展示品を上から、横から、斜めから、動かしながら好きな角度で見られるのが面白いです。
大田原市
大田原市なす風土記の丘湯津上資料館
国宝に指定されている那須国造碑の建立と発見をテーマに展示を行う資料館です。那須国造碑が建立された時代背景や江戸時代の徳川光圀による侍塚古墳発掘の業績、さらに、周辺の遺跡や出土品も紹介しています。
日本考古学発祥の地ー徳川光圀侍塚発掘調査330年を記念してーの展示解説を申し込んで、参加しました。担当学芸員の丁寧な説明で、展示物の理解がとても深まり、光圀公の命で行われた発掘調査・史跡整備の功績にとても感銘を受けました。
那珂川町
那珂川町馬頭郷土資料館
那珂川町の縄文時代~近現代までの歴史と文化を展示しております。また、郷土の人物・小砂焼・産金の歴史を詳しく紹介しているコーナーもございます。ぜひ、お気軽にお越しください。
馬頭町(現在の那珂川町)の文化財、著名人などの作品が展示されております。館内に入るとガラス工芸 アメリカの大学教授がライフワークで製作した日光東照宮の大作が置かれております。細部まで精巧な作りで眠り猫まで再現されておりました。1階では古代~近代までの馬頭町の出土品、書状、武茂城の模型、鎧、高札などが展示されております。2階では東大寺大仏造りの金箔として使われ以降朝廷に長らく献上した武茂郷金山の砂金などと資料、小砂焼の始まりから現在までの作品などが展示されておりました。また隣のスペースでは馬頭町の著名人の作品などが展示されておりました。中々の見応えのある内容で駆け足で見たつもりでしたが一通り見るのに1時間近くかかりました。馬頭町の歴史と文化が詰まった資料館です。
高根沢町
高根沢町歴史民俗資料館
農家の屋敷をモデルに作られた3棟では、それぞれテーマの違う展示物を無料で見学できます。敷地内には戦没者の慰霊塔もあり、高根沢の歴史・文化に触れられる施設です。 *施設案内(補足):敷地内、改善センターで「授乳室」「おむつ替え」可能
今月26日の日曜日まで開催の、『山の写真展』に行って来ました。足を運んでみて有名な雑誌『山と渓谷社』で編集に携わっていた方が高根沢町出身でこの素敵な企画がされたと知りました。写真を見ると、見たこともない景色が目の前に広がり、まるでその場にいるような気持ちになりました♪ しばしの幸せタイムを過ごせました。今の時期は他には、お雛様を見れます。写真展は次の週末までですからお急ぎくださ~い!
栃木市
都賀歴史民俗資料館
都賀地域より出土した土器・石器や民俗資料を展示しています。また、かつての特産品でもある「麻」のコーナーを設け、種蒔きから収穫製品に至るまでの過程を農機具と共に説明しています。
図書館の中にあります。1351年作の鎧(胴丸)が迫力あって今にも動き出しそうです。磐根神社の鬼瓦に鍾馗様が(あまのじゃく)という悪い小鬼を退治している様子がユーモアがあります。都賀は麻の産地だったということで、麻作りの道具や麻で作られた品物が展示されています。
栃木市
栃木市藤岡歴史民俗資料館
藤岡神社遺跡から出土した縄文時代の埋葬された犬の骨をはじめ、市内で唯一の銅鏡(山王寺大桝塚古墳出土品)や篠山貝塚の貝の土層が見られます。また沼沢の漁業の道具や旧谷中村の資料も展示され、この地域の歴史と文化をコンパクトに展示しています。
行ったことのある藤岡地域の文化財を再確認する為に伺いました。旧谷中村、赤麻古墳、山王寺大枡塚古墳、篠山貝塚などの資料を見ました。現地を見ただけでは補えないものを改めて知識として取り入れることが出来ました。
栃木市
星野遺跡憩の森
星野遺跡が初めて探索された記念に整備された公園で、旧石器時代~縄文時代までの石器・住居跡・貯蔵跡が一般公開されています。周辺には、カタクリやセツブンソウなどの群生地もあり、歴史散策をはじめ、星野の四季折々の自然も楽しめます♪
穴場的スポットです(✿^‿^)タイムスリップしたかの様なこの景色や、資料館を無料で見学出来るなんて、嬉しい限り♡大人の社会科見学にお勧めですよ。この辺りの地名だそうです。【星野】は。沢山の石器や土器も拝見出来て、私達しか居なかったので、じっくりと見学タイム。春には桜も咲くようなので、また絶対に訪れたい「星野遺跡憩の森」です。
栃木市
栃木市おおひら歴史民俗資料館
木棺の他にも、完全な状態で出土した木装大刀、三輪玉を備えた玉纏大刀、黒漆塗弓などの重要文化財「下野七廻り鏡塚古墳出土品」を展示。併設の古民家は長屋門と茅葺き屋根の母屋を中心にした構成で蔵と庭もお楽しみいただけます。
豪華なお雛様が綺麗に飾られていました。どのお顔も優しくてずーと見惚れてしまいます。他にも昔懐かしい農工具やかまどや井戸、木のお風呂などがあり幼少期に戻った懐かしさがありました。今では考えられないかも知れませんね。
下野市
下野市立しもつけ風土記の丘資料館
国指定史跡下野国分寺跡・尼寺跡・栃木県指定史跡丸塚古墳に隣接する資料館です。体験コーナーや講座を開催しています。お気軽にお越しください♪
今月の飾り付けは七夕がテーマで竹に資料館ならではの埴輪や土偶に下野市観光大使のカンピくん等が吊り下げられておりました。夏恒例の【風土記の丘資料館・薬師寺歴史館】2館スタンプラリー(8/31日まで)が開催していて参加しました。クイズに回答しスタンプを押印して頂きました。企画展「下野市内の遺跡展I」を見ました。旧石器時代~弥生時代にかけての石器、土器、石斧などが展示されております。多くの人々がコノ時代から住んでおり道具も使いやすさを考えられた作りです。先達は後に国分寺や薬師寺が出来てコノ地域が花開く布石を投じていたのかも知れないと感じました。
下野市
栃木県埋蔵文化財センター
栃木県埋蔵文化財センターは、県内の遺跡を発掘調査する機関です。これまでに栃木県各地から発見された、考古遺物をたくさん保管しています。是非、ほんものの出土品に触れてみてください。
公園の散歩の終わりに、建物があるので、すこし見ていこうと思い、中に入り見て来ました。土器、矢じりとか展示され、中でも貝塚のことが書いてあり、海が遠い地域に貝塚があるわけないと、今まで思っていました。ましてやしじみと書いてあると、なんで?の言葉が出て、当時の関東地方の地図があって、誰もいない展示室で、1人で納得していました。おもしろく、楽しい時間でした。
壬生町
壬生町立歴史民俗資料館
資料館は古きゆかりの地をしめて…戦国-江戸時代の壬生城址に開設。常設展示は壬生のあゆみと文化を基本テーマとして3つのコーナーから構成し一般公開。毎年「みぶ」に関わりのあるユニークな企画展を開催。訪れる度新しい発見のある博物館。
いちご一会スタンプラリーで訪れ館内に貼られているポスターのQRコードを読み取りスタンプをゲットしました。本日から開催されているミニ企画展 みぶほる壬生町の発掘調査速報展2022を見ました。発掘時の写真、出土遺物などが展示されております。壬生町は北から南まで多くの古墳が発見されていて原型をとどめている物が多く併せて出土遺物も見つかっているので優秀だと思いました。資料を眺めていると一年以上来ない間に桃花原古墳と亀の子塚古墳が町指定文化財になっていることが分かり新しい情報を得られました。亀の子塚古墳は訪れた事がないので早速に行ってみようと思いました。
小山市
国史跡 摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館
県内最大級の前方後円墳で国指定史跡、摩利支天塚・琵琶塚両古墳の資料館です。発掘調査で出土した埴輪や装飾品等の展示の他、時にワークショップ・整理作業の実演等が見られる体験学習室や展望スペース等もあります。春、近隣は思川桜が咲き誇ります♪
県内最大級の前方後円墳だそうです。古墳の周りに桜や菜の花が咲いていて、彩りを添えてます。昔の豪族も同じ風景を見ていたのでしょうね。しみじみ^_^
小山市
おやま縄文まつりの広場(寺野東遺跡)
小山市東部田川沿いの国指定史跡「寺野東遺跡」は、平成16年「おやま縄文まつりの広場」として開園。縄文時代の貴重な遺跡が残る芝生広場と、発掘された土器や石器などの遺物や復元模型が展示され、遺跡についてのガイダンス施設が併設しています。
ガイダンス施設を訪れ寺野東遺跡からの出土遺物を丹念に見つめました。縄文土器、装飾品、土偶、石器など数多くの物が展示されております。耳飾り、櫛などがあることから当時から女性はオシャレであったことが窺えました。石剣、石棒、土偶などから当時の人々が無事平穏に暮らせるよう祈ったことが伝わってきました。昔も今も神頼みは健在であります。年に数回行われたとされる祭礼で使われたミニチュア土器などもあり縄文の人々は現在の人々よりも神や精霊を超越的な存在と位置付けていたことも理解できます。出口には木組遺構があり実際に使われた木材が水に浸かっていて当時の様子を再現しておりました。屋外展示施設は前回来た時にザっと見たので見ませんでしたが今度時間がある時にジックリと眺めたいと思います。
小山市
小山市立博物館
当館は、失われゆく郷土の文化遺産を永く後世に伝え、保存し、広く市民の皆様に公開することを目的にしております。常設展「小山の文化のあゆみ」では、歴史と文化を紹介しています。また年2回、特定のテーマを決めて、「企画展」を開催しています。
栃木県立博物館の移動博物館として、鉱物展が開催されていました。クロスワードを完成させると鉱物カードがもらえるので、子どもははりきってチャレンジしていました。幼児には少し難しい内容でしたが、興味を持つきっかけになったようです。
野木町
野木町郷土館
野木町には先祖の生活を知る沢山の文化遺産があります。本館は、約15,000年前からの町一帯の各時代における生活や文化の手掛かりとなる出土品や古文書、かつて生活の場で使われていた民俗資料などを展示しています。
野木町郷土館に立ち寄りました。写真を撮る許可を頂きました。郷土館には古墳出土遺物が多く展示されています。生活に必要な物を土や石で作ってしまうのだから、道具がまともにない時代を考えると現代人より知恵が発達していたんだなあと感心しながら見ました。鎌倉時代の板碑も幾つも並べられています。現物と共に、時代ごとに図解入りで分かりやすく解説されているので野木町の歴史を勉強するのにはとても良い施設です。
足利市
足利市郷土資料展示室
足利市は現在でも1,300を超える古墳が分布する、県内で最も多くの古墳が造られた地域です。これらの古墳から出土された形象埴輪や副葬品、90カ所ある縄文時代の遺跡から出土された土偶や石器など、時代ごとに展示しております。
ミニ企画展「足利の埴輪たち」を見に行きました。足利市内で発掘調査で出土した埴輪たちが展示されています。入ってすぐ子供達が作った創作埴輪が名前とコメント入りで展示されています。それぞれ個性が感じられ力作揃いでした。出土した埴輪を職員の人に1点ずつ解説してもらいました。4世紀後半~6世紀後半までの埴輪が、14古墳で出土した46点が展示されていて円筒埴輪、朝顔形埴輪、家形埴輪、人物埴輪、器材埴輪、動物埴輪の種類がありました。古墳発掘時の様子、埋め戻して現在は無い古墳、埴輪の形、埴輪の意味合いなどを解説して頂き古墳と埴輪の新しい知識を得ることができました。
※掲載内容は記事作成時の情報です。