法華題目塔道標 - 日光市の遺跡・史跡|栃ナビ!
クチコミ投稿

日光市の遺跡・史跡

クチコミ
1

ホッケダイモクトウドウヒョウ

法華題目塔道標

0288-25-3200 0288-25-3200

遺跡・史跡

【市指定有形民俗文化財】旧会津西街道にある会津道と塩原道の分岐の道標

万治3年(1660)建立。この場所は旧高原新田宿の最北端の境界(関東と会津)地点でもあった。前年に会津藩が山王峠の難路打開に成功。それにより会津藩から江戸方面の公用道としての機能が飛躍的に増大した。そのような事情を示す資料的価値も大きい。

店舗情報を見る

おすすめ

塔道標 正面右上に「右 塩原道」、正面左上に「左 會津道」、正面を火灯窓型に削り込み「南無法蓮華経」と刻まれ、頂部に“日月”、最下部に“蓮花”の彫りがあります。
刻まれている「南無法蓮華経」 日蓮宗の伝道者や旅行者が道中の安全を祈願したためと考えられ、この街道は日蓮宗の重要な伝播道でもあったことを示しています。
会津藩による山王峠の難路打開普請 江戸時代には会津西街道(南山通り)として整備された山王峠。会津藩の廻米を運ぶ路として栄えたが、万治2年(1659)の大地震による山王峠の崩壊、この峠の難路打開は再び流通の量的拡大を容易にしました。

※表示価格は更新時点の税込価格となっております。
[更新:2022年5月6日]

新着クチコミ

クチコミ:1
  • maffinman

    maffinmanさん

    総合レベル
    195

    1660年に会津道と塩原道の分岐点に建立された道標(日光市文化財)で総高160cmあります。右上と左上に塩原道と會津道、中央には南無妙法蓮華経、頂部に日月、最下部に蓮花が刻まれております。特に日月がクッキリとした浮き彫りになっていて印象深いです。宇都宮藩の最北の地で物資の行き交う重要な道しるべとして大きな役割を果たした道標だと思いました。 (訪問:2021/12/17)

    掲載:2022/05/11
    "ぐッ"ときた! 21

※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。

クチコミ(1件)を見る

基本情報

住所 日光市川治温泉高原 地図を印刷
交通 ※地図を参照ください
日光市文化財課
0288-25-3200 0288-25-3200
駐車場

関連スポット