「介護の日フェス」で実感★心と技術で進歩する介護
栃木県/(一社)栃木県老人福祉施設協議会 (宇都宮)
2019年11月9日(土)に栃木県庁で開催された「第11回介護の日フェスティバルinけんちょう」では、介護現場で働くスタッフ等による音楽祭をはじめ、最新の福祉機器を一堂に集めて展示・紹介する「とちぎ福祉機器展」の開催や福祉車両の展示、介護を学ぶ学生による介護技術の実演など、様々な催しを通して多くの方々に介護に関する理解を深めていただきました。
「カイゴ!キラキラ音楽祭2019」では、徳次郎デイサービスセンターのスタッフが介護の仕事で経験したことや思いを込めて作ったオリジナル曲「ありがとう」の演奏や、スペシャルゲストとして歌手の海蔵亮太さんに認知症の祖母を介護する家族の姿を歌にした「愛のカタチ」を披露していただき、会場は大いに盛り上がりました。
『高齢者疑似体験』で心身の負担を実感!
栃木介護福祉士専門学校の学生さんたちは、装備を付けて歩いたり、段差の上り下りをして高齢者の体の感覚や気持ちを感じられる疑似体験を行いました。視界が狭く足元が見えにくい中、足腰への負担がかかるとどんな助けが必要なのか再確認したり、どんな気持ちで過ごしているのかを知ることで支えとなるヒントを発見できました。
(公社)日本介護福祉士養成施設協会栃木県支部ブース
介護福祉士を目指す高校生の取り組み
矢板高校の学生は、校内で5日間開催された実践介護実習を経て、学年ごとに違った視点で介護を実演。「介護の現場を楽に…」をテーマに、ベッドメイキングや車イスの乗り方、段差に強いモーター付き3輪車イスで段差を下るデモンストレーションを行いました。
栃木県高等学校教育研究会福祉部会ブース
取材:2018年11月
※掲載内容は取材時の情報です。