矢板市の神社・仏閣
川崎城主・塩谷朝業公により開闢された塩谷家歴代の菩提寺です。
鎌倉幕府三代将軍源実朝公に御家人として仕え、和歌を通して親しい主従関係を築いた塩谷朝業公により開闢された曹洞宗の寺院です。要山玄的大和尚を開山の祖と仰ぎ、川崎城主塩谷家の菩提寺として今日に至ります。歴史を感じながら心安らかにお参りください。
有
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◇歴史 | 鎌倉時代初期、塩谷朝業(信生法師)により開闢。要山玄的大和尚を開山の祖と仰ぎ、領土の没収や2度の火災などの紆余曲折を乗り越え、曹洞宗の禅寺として今日まで引き継がれてきました。 |
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◇塩谷朝業公と三代将軍源実朝公 | 塩谷朝業は鎌倉幕府の御家人として三代将軍実朝に仕え、歌人でも名声を博し和歌で実朝から寵愛を受けました。境内には鎌倉の歴史書・吾妻鏡に記された和歌の歌碑があり、両氏の関係性を垣間見ることができます。 |
◇境内 | 円通閣・観音像・歌碑・塩谷氏墓所があり、庭には実朝の愛した梅のひこばえが鎌倉から移植され、現在も可憐な花を咲かせています。 |
※表示価格は更新時点の税込価格となっております。
[更新:2024年7月26日]
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みんなの声でわかる、スポットの特長
- 公6
- お寺4
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- 朝2
- 紅葉2
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塩谷朝業公によって開闢・開基された川崎城主・塩谷家の菩提寺です。境内にお寺の人がおられたので朝業公の歌碑を見に来ましたと声をかけました。鎌倉幕府3代将軍源実朝公に仕えていた朝業公が風邪のために臥していて出仕しなかったので実朝公がお見舞いとして梅の小枝に歌を添えて贈られてきました。それに感激した朝業公がお返し申し上げた歌です。お互いに和歌の達人だけありソノ時の心境が歌に表現され心にしみました。代々の塩谷氏之墓所が境内を見下ろせる高台にあり幾つもの五輪塔と宝篋印塔の墓塔が見受けられました。草場の陰からお寺を見守ってくれていることでしょう。鐘楼堂で鐘を突くことが出来ます。高音で周囲に余韻が響き渡り心が清められた気がしました。境内には樹木が多数植えられております。モミジの紅葉は終わっておりましたが時期には見映えのある光景が眺められそうです。また駐車場にシダレザクラが2本植栽されております。眺めていると住職のお母さんが出てこられたのでお寺のお話を伺いました。桜の咲く時期と紅葉の時期に特に訪れたいお寺です。 (訪問:2023/12/02)
掲載:2024/08/02"ぐッ"ときた! 24人
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