満天味噌ラーメンを注文。あっという間に目の前に登場。完食までの起承転結。まずは毎度裏切ることのない、温度、味の味噌スープを、麺が顔を出すまでじっくりと堪能。次に、予め取り寄せておいた花椒ニンニク一味を麺にうっすらと振りかける。そこがスープに触れないようそっと箸でつまみ、むせないようソロっと口に押し込め、最後にすすり上げる。鼻から抜ける花椒の香りを楽しみつつ、最後に甘い味噌味を感じて食べる。数回繰り返すと、舌が心地よいしびれを感じる。まるで汁なし担々麵のよう。顔を出す麵がなくなったところで、再度スープを楽しむ。同時に、ほろほろブロックチャーシューを頬張る。最後に、酢を適量、花椒ニンニク一味を多めに振りかけ、混ぜ合わせて食す。まるで酸辣湯麺のよう。満天味噌ラーメンで複数の味変化を楽しめる、新しい食べ方を見つけ、また地祇の来店が楽しみになった。

• 訪問日：2022.05.01