昔からあるもの、新しいもの。カタチや想いを変えて人から人へ、伝えていきたいとちぎの魅力。伝統を受け継ぎながら、新しいコト・モノにチャレンジしている方々をご紹介します。
御菓子司 ふくしまや/足利
新しいものを作ろうとした時に気づいた“昔ながらの和菓子”の魅力
お店を継いだ最初の頃は、やはりイタリアで学んだことを発揮したい!と思っていたそう。今は、伝統のある和菓子のすばらしさにも魅了されているんだとか。幅広い年代に愛される味や技術を守りながらつくる、ひと目で「ふくしまや」の和菓子だとわかる粋な商品からも目が離せない。
3代目
福島 幸治さん(38歳)
 
    元々和菓子に興味がなく、手伝いをすることもなかった。飲食業に進むため、イタリア料理を東京で5年間修行。イタリアに渡り、家業である和菓子屋を継ぐことを決める。勉強する内容が、和菓子作りに活かせるものに180度変わり、5年を経て帰国。父である2代目の教えや食べ歩きからヒントを得て、和菓子作りを楽しんでいる。
〇代目の想い
 
            ■受け継いだもの
1番最初に父に教えてもらった“すあま”。100年以上続くお店で、初代からずっと受け継いできたメニューなんです。いつでも同じ味でお店に出せるように、気温や湿度のチェックは欠かしません。同じものを作る難しさにもやりがいを感じますね。
 
            ■新しい取り組み
アンティーク着物を取り扱う「うさぎや」さんとコラボして、足利銘仙の着物柄をモチーフにした和菓子を作っています。
■上生菓子 銘仙柄(1個)…350円
※うさぎや(足利)にて、週末のみ限定販売。※要予約。
先代から
 
        
    店を継いでくれるなんて思っていなかったので、継ぐと聞いたときはビックリしました。初代から受け継いだ持ち味を活かしながらも、新しい取り組み(外へ向けたPRなど)をするなど、目に見えた努力をしてくれていて嬉しく思います!
お店・スポット情報
取材:2016年11月
※掲載内容は取材時の情報です。
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