矢板市の遺跡・史跡・樹木
【国指定重要文化財】県内に残る民家としては最も古い建築物です
旧庄屋を勤めた家で、県内に残る民家としては最も古いものです。延宝4年(1676)に火災にあった記録文書があり、建物の細部手法から見て火災後間もなく建てられたのが現在の住宅とされ、この地方の民家を知る上で重要な構造をもちます。
※私有地につき、見学希望の際は…
有
おすすめ
主屋 | 桁行12間半(24.2m)・梁間5間半(10.3m)、屋根は寄棟造茅葺で軒は高いが梁は比較的細く、二重梁とせずに古式な手法を用いています。この地方では大型住宅で、平面は栃木県南部の特色があります。 |
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表門 | 桁行12.9m、梁間4.6m、切妻造、屋根は木の薄板を幾重にも重ねるこけら葺となってます。主屋とともに残っているのは大変貴重です。 |
【市指定天然記念物】荒井家の大カヤ | 推定樹齢320年以上。承応3年(1654)年甲午3月、宇都宮藩主であった奥平氏が領内に苗木を配布し、植栽を命じた木と伝えられています。 |
※表示価格は更新時点の税込価格となっております。
[更新:2024年3月19日]
新着クチコミ
クチコミ:1件
みんなの声でわかる、スポットの特長
- 母屋4
- 住宅2
- 門2
- 広い2
- 勝手2
- 障子2
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事前に電話して訪れました。1678~1678年頃に建てられた住宅で表門と母屋が国重要文化財に指定されております。長屋門は武家屋敷の門の形式であり農家では1部の層のみ建築が許されました。この家の主人の身分と家格が上級であることが分かります。門は閉ざされているので中から回ると母屋前には白漆喰の年代物の蔵が並び建っておりました。茅葺屋根の母屋を見る前に敷地内にある大カヤ(矢板市天然記念物)を眺めました。推定樹齢320年の古木は杉林の中で堂々と立っていて活発に動いている様に見えます。周囲のスギと幹周りの太さが断然違ってボス的な存在だと思いました。母屋に戻り中を見学です。馬屋が非常に広く取られていて何頭かの馬が飼われていたことでしょう。土間も広く竈も残されております。上を見ると黒ずんだ梁がいい仕事をしておりました。板間、勝手北間、勝手南間に囲炉裏があります。襖は現在は障子は張られておりませんが当時は唐紙障子が張られていたのだろうと思いました。壁の色も味わい深いものとなっております。当時の繁栄さと暮らしぶりを垣間見ることができる住宅です。 (訪問:2023/11/11)
掲載:2024/03/26"ぐッ"ときた! 21人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 矢板市立足192 地図を印刷 |
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交通 | 東北道矢板北スマートICより約5分 |
管理者TEL | 0287-43-3247 0287-43-3247 |
営業時間 |
※私有地につき、見学希望の際は事前にお問い合わせください ※喫煙・飲食・指定場所以外の立入は禁止です |
設備 | 駐車場 |
駐車場 | 有 |
リンク |
ホームページ |
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