芳賀町の湖沼
尊崇の聖地。弁天池遺跡地でもあります。
縄文時代中期から後期まで続く弁天池(姥が池)遺跡地であり、産土の森であり、泉である。日光開山の名僧勝道上人の姥がこの地に往し、上人誕生の際の産湯にこの霊水が使用されたと語り継がれております。
15台
クチコミ
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芳賀町天然記念物の姥ヶ池を見に行きました。駐車場から入ってすぐの芝生広場には滑り台、ブランコ、シーソーなどの遊具と東屋があります。遊歩道を進み森の中に向かうと蛇行している池が見えました。通称「弁天池」とも呼ばれ湧出する清水は年中枯れたことがないそうで、実際にコンコンと湧き出ていて水量が豊富です。勝道上人と姥の像があります。上人誕生の際の産湯にこの霊水が使用されたと語り継がれ祖母井の地名もこれに由来すると言われているそうです。芳賀町天然記念物であった樹齢約800年の老杉保存されています。祖母井神社の元の下の宮の御神木であった老杉は空洞が目立ち痛々しい姿ですが、大風に倒れこの状態になった今でも地面に根を下ろし必死に生きている様子に感銘を受けました。池の小島に厳島神社が祀られていたり、姥が池を詠んだ句碑も建立されています。古代から聖泉とされてきたこの地域に大きな影響を与えた池の存在価値を理解することができました。 (訪問:2020/01/11)
掲載:2020/08/06"ぐッ"ときた! 21人
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