佐野市の歴史・資料館
栃木県石灰石工業会館のクチコミ
みんなの声でわかる、スポットの特長
- フレスコ画6
- 石灰4
- 写真4
- 栃3
- 葉3
- 幅3
- 高さ3
- 葛の葉3
- 作品3
- 祥雲3
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「フレスコ画」という言葉を耳にしました!ネットで調べてみると…日本の高松塚古墳やヨーロッパにある教会などの壁画にもある、砂と石灰を混ぜて水で練って出来たモルタルの壁に、半乾き時に水だけで溶いた顔料で、つまりは絵の具の定着溶剤を使用しないで描かれた絵だそうです。佐野市と栃木市とまたがる一帯は石灰石、ドロマイトの巨大な鉱床があり、古くから石灰業が盛んです。山が切り崩されている広大な風景も見られます。その歴史の中で、いくつものフレスコ画制作が今進んでいます。今回、こちらで拝見したものはその一部になります。写真1枚目の【祥雲図】~空の上から眼下の葛生の街が描かれています。とても立体感があって壮大な風景画、素晴らしい大作です>写真からは大きさが伝わらないのが残念ですが…。写真2枚目【栃の葉】と写真3枚目の【葛の葉】~祥雲図とはまた異なるモダンな図柄です。水と顔料が漆喰壁に吸収されて漆喰壁の中に閉じ込められて顔料が定着しますが、ミスした場合は漆喰をかき落としてやり直すしかないそうで、一つの作品を作るまでに大変な計画と技術が必要だそうです。葛生地区には14点ものフレスコ画があり、また制作途中のものも!そんな制作までのご苦労を思うと、その作品の一つ一つに感慨深いものがありますね。フレスコ画散策マップは葛生伝承館でも戴けます。また県内では、栃木県庁・オトワレストラン・佐野駅前交流プラザ ぱるぽーと・栃木市役所・佐野市役所・とちぎメディカルセンターしもつが・佐野日本大学学園等にもありますから、訪れた際にはぜひ拝見してみてください。私もぜひ観たいと思います♪(^▽^)/ (訪問:2021/07/29)
掲載:2021/08/27"ぐッ"ときた! 33人 -
フレスコ画を見に行きました。正面玄関には作品名 栃の葉(幅3.25m、高さ1.65m)があり鹿と栃の葉が光りと影の中に表現されているようです。作品名 葛の葉(幅4.34m、高さ1.55m)も建物正面にあり葛の葉を忠実に描かれております。館内に入り事務所の人にお声がけして中を見学させて頂きました(見学者名簿に記入)。館内にも4点のフレスコ画があります。そのうち一番大きい作品である祥雲図(幅2.73m、高さ5.33m)はまるで雲海に覆われた中から町並みが突然と現れたように描かれておりました。産業展示室も見学出来ます。1階と2階とにあり江戸時代から始まった石灰の歴史、古文書などから原料、製造過程、製品などに至って分かりやすく解説されておりました。石灰、ドロマイトなどは私達の生活に必要不可欠であることが理解でき大変勉強になりました。 (訪問:2021/07/20)
掲載:2021/08/27"ぐッ"ときた! 31人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。