曹洞宗 瑞龍山 長泉寺のクチコミ(口コミ)・写真|上三川町・神社・仏閣
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上三川町の神社・仏閣・樹木

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ソウトウシュウズイリュウザンチョウセンジ

曹洞宗 瑞龍山 長泉寺

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曹洞宗 瑞龍山 長泉寺のクチコミ

クチコミ:5
  • maffinman

    maffinmanさん

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    上三川城主の今泉家の墓(上三川町文化財)があります。横田氏に代わり城主となった今泉氏は上州への出兵、那須氏との戦い、多功城に攻め寄せる上杉謙信、武田勝頼の防戦などで武勇を誇った武将です。宇都宮家の家老でもありました。最後は宇都宮家の家督問題で反対したことにより当主宇都宮国綱の弟の芳賀高武に上三川城を落とされました。最後の城主であった今泉高光は菩提寺であるこのお寺で自刃して果てたそうです。境内には歴代の城主の宝篋印塔などが並び家臣の増渕家の墓塔も端の方にありました。石碑に今泉家系譜も刻まれていて100年以上続いた城主の名などを今に伝えておりました。樹齢約550年のコウヤマキ(上三川町天然記念物)は上三川城主今泉盛朝によって建てられ天英和尚を迎えて開山した時に和尚自らが植えた記念の木で別名天狗の宿り木と言われております。国中に名を知られた名僧なので教えを乞う物が跡をたたなかったそうです。ある時天空と名乗る者が現れお寺で五年仏道に精進し参得送行の際に初めて天狗の姿を現し和尚に長年の指導を謝し感謝の印にと火防除の木印を残し姿を消しました。それから異変がある時は木のあたりに天狗よりの霊験があらわれたとのお話です。また一説では稀代の名書家であった天英和尚のところに異形の老翁が訪れ神々と書を競うので貴僧の手を貸してくれまいかと言いました。和尚は承知すると何処となく去りましたが途端に右腕が痺れてかなわなくなりました。夜半に老翁が訪れると痺れがとれ貴僧の腕のおかげで教書に勝つことが出来たと謝意し未来永劫当寺を守護するといい大天狗の姿を現しコウヤマキの木に攀じ登って闇空深く消え去ったことから天狗の宿り木と呼ばれるようになったというお話です。そういう話を耳にすると謎めいた木に映りました。本堂に上がり参拝すると欄間に壮大なお釈迦様の一代記、研ぎ澄まされた十六羅漢と見事な作品を見る事が出来ました。 (訪問:2023/07/16)

    掲載:2023/07/26
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  • 藤井 樹

    藤井 樹さん

    • (茨城県 / ファン 7)
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    四季折々の花が咲くお寺で有名な長泉寺さん、初めての訪問です。この季節は牡丹が見頃でしたが殆どがおしまいになっていて既に切り取られていました。御朱印も法事があるらしく不在でいただく事が出来ませんでした。しかしなが、残っていた牡丹を愛でて来ました。これからは菖蒲でしょうか牡丹の後ろに顔を出していましたよ。 (訪問:2023/05/12)

    掲載:2023/05/17
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  • maffinman

    maffinmanさん

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    銅鐘は人間国宝の香取正彦先生の門弟である鴇田力さんの作品です。スリムな形の鐘のスッキリとした池の間には四天王が彫られており勇ましい印象を受けました。堂々とした楼門は元和年間(1615年~1624年)に建立されたそうです。門にはおびんずる様がいらっしゃり首にはマフラーをされています。温かそうで微笑んでおられました。天井絵も当時の物だそうで天女が優雅に舞っている様子が描かれておりました。上品なお顔立ちの二人の天女と羽衣が空になびく様がナチュラルな仕上がりです。なお彩色も当時のままだそうで保存状態が良い作品だと思いました。枝垂桜が咲く頃マタ伺いたいと思います。 (訪問:2021/02/19)

    掲載:2021/02/26
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  • maffinman

    maffinmanさん

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    しらさぎ公園の小高い丘から桜が見えたので寄ってみました。本尊十一面観世音菩薩坐像、推定樹齢550年のコウヤマキ、上三川城主今泉家累代の墓といった上三川町文化財があるお寺です。駐車場近くに1本、山門脇に1本とシダレザクラがあります。5分咲きに近い状態ですが咲いている花だけでも華やかさが感じられ、山門脇の地蔵や燈籠も間近で花見を楽しんでいる様子でした。 (訪問:2020/04/01)

    掲載:2020/04/03
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  • maffinman

    maffinmanさん

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    198

    上三川町文化財のコウヤマキ,上三川城主今泉家累代の墓を見に行きました。宝篋印塔の募塔が背の順に六基並んでいます。一番背の高いものは後世のものでランドマークみたいな意味あいですが、他の五基は室町時代を感じさせるもので風化が進んでいました。献花台には色とりどりの菊の生花がいけられていました。樹齢500年樹高18メートルのコウヤマキは3方向から添え木があてがわれていました。台風でやられた西側の幹は大怪我をしていますが、東側の幹は傾きながらも安定しているようです。寺の中ほどにあり寺全体を見回しているように見えました。 (訪問:2018/12/09)

    掲載:2019/02/15
    "ぐッ"ときた! 6

※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。