多くの重要文化財へと向かう石段脇のモミジは色づきが良く葉が揃っていて紅葉終盤戦である中で貴重な存在となっており緑の中で華やかさを感じました。建物ばかりに目が向きがちですが天然記念物の宝庫でもあります。御朱印が頂ける納経所側だけでも3つもの益子町天然記念物を見かけました。先ず駐車場で必ず目にするクスノキです。樹高20mある2つの幹が仲良くバランスを取っておりました。納経所のチョイ先にある̻シカクダケは径が細い竹ですが秋に収穫される筍が美味だそうです。一年中青々とした常緑樹で茂みを眺めていると目の疲れがとれそうです。ムベの場所が分からないので納経所で伺ったら私の車を置いた付近の棚にあり何度か来た時にも見ている植物です。気にしないと分からないものですね。丁度紫色の実が鈴なりになっていて晩秋を感じられる風物詩だなあと思いました。