フォトフレームに鬼の爪があります。まんが日本昔話で放送されたお寺に伝わる民話です。村にたいそう欲の深い婆さんがおりました。村一番の大金持ちでお金に困った村人に高い利息で貸して益々お金を増やしておりました。その婆さんが年には勝てないで亡くなりました。葬式は円通寺の十五代住職の良信上人にお願いしました。葬式の前日に上人がお昼休みに居間でうたたねをなさっていると夢の中に鬼が現れ葬式に来ないで下さいと言いました。上人は何でもかんでも行くと言い目を覚ましました。葬式で上人の読経が終わり婆さんの棺が家を出ようとすると突然カミナリと嵐が起こり真っ赤に燃える火の玉が棺めがけて飛んできました。あまりの恐ろしさに人々は気を失ってしまいました。火の玉かと思われた光は火の車で中から大きな鬼がおどり出て棺を軽々とひっさらって天に飛び上がろうとするではありませんか。それをジッと静かに座って見ておられた上人は声高く念仏を唱えエイと大鬼をお打ちになりました。びっくりした大鬼は棺を取り落とし慌てて白雲に飛び乗り逃げ出しました。すると村人の一人が鋭い牙のようなものが落ちているのに気が付きました。それが鬼の爪で焼け焦げた上人の衣と共に今も円通寺のあけずの箱の中に大切にしまわれているというお話です。フォートフレーム上では鬼の爪が本堂を掴んでいるかのように見えます。本堂に上がると畳に小さな木魚が均等に並んでいて小坊主が座禅を組んでいる姿を想像しました。ニッコニッコ笑顔の和願地蔵のツルツル頭を優しくナデナデしてお参りしました。 (訪問：2023/07/29)

"ぐッ"ときた！ 28人

紅葉の名所ということで訪問しました。境内に上がると一面の赤に迎えられました。撮影可能だということで、良い表情の仏像を何体か撮影しました。中には県指定文化財のものもありました。庭園には池に流れ込む滝があり、そこにあった深紅のもみじで気分が高揚しまくりでした。雨の紅葉も一味違って最高でした。 (訪問：2022/11/23)

"ぐッ"ときた！ 12人

紅葉の名所ということでTVに映っていました。さっそく行動です。とても細い車道を通って到着すると、紅葉充実の名刹であることに入り口から感動します。建造物が素晴らしいですね。丁寧に整備された庭園に遊歩道と植栽さらに大小の滝までが見ることができました。かなり落葉が進んではいましたがそれも一興です。多くの紅葉狩り訪問者が訪れていました。これだけの絶景、ライトアップも素敵だと思います。 (訪問：2021/11/27)

"ぐッ"ときた！ 15人

紅葉スポットで有名な一切経塔(栃木県文化財)付近は残念ながら紅葉はマバラでしたが本堂裏手の日本庭園の紅葉は見頃でありました。燃えるように赤く染まったモミジが夫婦観音や夫婦不動ノ瀧を彩り映えスポットだと思いました。 (訪問：2021/11/16)

"ぐッ"ときた！ 36人

土祭スタンプラリーで訪れ世間遺産の看板脇にぶら下がっているブドウのスタンプを押印しました。暫らく来ないうちに表門(国指定重要文化財)の側に日本遺産の輝かしい標柱が立っており門が一段とグレードアップして見えました。6月17日に完成したばかりの遊歩道を歩きました。一切経塔(県指定文化財)、本堂、鐘楼の方に抜けられるようになっております。ユッタリした幅が取られていて前面マサファルトの舗装が自然の色合いで裏山の景色に馴染んでおり何より歩きやすいです。紅葉の時期が今から楽しみでなりません。 (訪問：2021/06/25)

"ぐッ"ときた！ 29人

本堂に上がると一番に和顔地蔵が目に入りました。三尊いらしてニコニコしておりました。書いてあるようにナデナデしてコロナ平癒をお祈り致しました。左側には栃木県文化財の木造阿弥陀如来坐像、銅造阿弥陀如来立像・両脇侍が贅沢にも並んでおられ間近で観賞することができ有難いです。保存状態が良く静かに読経を唱えておられ何事にも微動だにしない姿勢が窺えました。右側には栃ナビアワード2019歴史・建造物部門第2位の賞状が掲げられておりトトちゃんが輝いてみえました。私みたいに栃ナビに依存している者にとって掲示されているのを見られるのは嬉しい限りでお寺を身近に感じることができました。 (訪問：2020/12/13)

"ぐッ"ときた！ 30人

益子町の人気の紅葉の名所ということもあり到着すると駐車場には関東各地のナンバーが止まっておりました。県指定文化財の一切経塔を彩る紅葉は終盤戦でしたが黄、赤のモミジがまだ頑張ってくれていたので来た甲斐がありました。鐘楼堂には東日本最大の鐘楼が吊り下げられております。重量一千貫(3750kg)の巨大な鐘は私が境内を散策していた時に鐘が突かれ遠方まで鳴り響く余韻の凄まじさを身をもって体験することができました。池の間4区全てに龍が彫刻されていて空中で自在に飛び回っておりました。重要文化財のライトアップ(国指定重要文化財の表門、県指定文化財の一切経塔)も楽しめるお寺で夕方にはそれを目的で来られたと思われる方々と表門辺りで見かけ挨拶をしお寺を後にしました。 (訪問：2020/11/29)

"ぐッ"ときた！ 26人

11月29日に初訪問。「表門」脇の大イチョウの葉はほとんど落ちていましたが、境内へ入ると紅葉が見ごろでした。特に「一切経塔」（一番目の写真）周辺が美しく、益子町にこんな素晴らしいお寺があることに驚きました。 (訪問：2019/11/29)

"ぐッ"ときた！ 18人

県指定文化財の圓通寺一切経塔を見ました。1809年建立の重層方形造り柿葺き型銅板葺きの建造物で放射線状に伸びた木組みが美しく思わず見入ってしまいました。前に石仏様がデーンと横になられているのがユニークです。紅葉期間中はライトアップされるそうです。岩をふんだんに使った野趣あふれる造りの日本庭園も見応えがあり滝が流れていました。最後に国指定重要文化財の圓通寺表門を見ました。1402年建立の4本の支柱で支える門で、黒一色のスリムな整った形が目に焼き付きました。 (訪問：2019/09/07)

"ぐッ"ときた！ 15人

クチコミを見て、行きましたが、道がわからず地元の方に聞いてお参りしてきました。今日は、陶器市がありたくさんの人がきているにもかかわらず、ここのお寺にお参りする人は、私だけでした。立派なお寺なのにと思いました。 (訪問：2019/04/29)

"ぐッ"ときた！ 3人