足利市文化財特別公開で訪れコチラは本殿(足利市文化財)の玉垣内に入場出来ました。本殿床下には鑁阿寺の奥の院とした下御堂(法界寺)だった頃に足利義兼公が生入定した墓標がたっております。義兼公の没後に足利家の後を継いだ子の義氏公が御堂を建て八幡を勧請して義兼公を合祀したのが樺崎八幡宮の創建で現在の本殿は1681年~1683年の再建です。朱色を基調とした本殿は義氏公が建てた時は赤御堂と呼ばれていたそうです。それは義兼公が自らの血で書いた血染めの遺書があったことから赤く塗ったと伝えられております。それを受け継いでいるんだなと感じました。昭和63年から平成元年にかけて修理工事が行われ腐朽した部分の交換と塗装などをしたとのことで確かにその部分は色が鮮やかでありました。また新たに40cmの深さの雨落ち溝も設けたそうで敷砂利の下に隠れているとのことで雨水が抜けて柱などが腐朽しづらくなり万全です。本殿にはうっすらとですが花々などの当時の絵が残されており貴重で間近で見られたからこそです。本殿を見終えて帰ろうとする時に境内でNHKのインタビューを受けました。当日のテレビのお昼のニュースにソノ様子が放送されたそうです。そうですというのは私はその映像は見ておりません。コチラの神社で話をした人が他の神社で再会しテレビに映っていたよと話してくれたからです。何れにしろ普段は見られない場所に立ちいるのは新鮮と共に新たな発見があることが分かりました。