境内に入ると先ず目に入るのがド派手な山門で驚かされました。これ程の物は近辺では見かけません。ですが参拝などで来られる人々を明るい気分にさせてくれるのは間違いないと思いました。鐘楼門(現在は鐘楼はなし)も目立つ色で施されていて竜宮城を彷彿とさせ見ているだけで元気があふれる建物です。住職に伺うと500年以上前に建てられ色を染めただけで当時の原型をとどめているそうです。保存状態が良く貴重な建造物です。那須烏山市天然記念物のカヤがあります。推定500年、樹高25mの古木は台風の被害に遭い上部を伐採されていますがデーンと構えて堂々としておりました。根本より真ん中の方が太く人間のようにウエストがあるようで珍しい木です。また不動堂も特徴的です。御堂の先にテラスが施されていて雨風が凌げるようになっております。住職の心遣いが感じられました。アイデア溢れる楽しいお寺です。