残念桜です。宇都宮方面から国道123号を通り道の駅もてぎまで400ｍの看板の手前の田んぼの畔にあります。丁度SLが通過していたので写真に収めました。少し手前の土手では撮り鉄の皆さんが万全の待機をしておられたのでコレを待っていたのかと納得しました。この桜の由来は1585年まで遡ります。茂木城が北条氏政に攻められ落城しました。宇都宮氏の援軍として来られた13人の侍は間に合わなかったのを悔いて残念だと呟き自害致します。その時に捨てた桜の枝が田んぼの中で根が付いたとのことです。現在は3代目だそうでヤマザクラなのでマダ咲いておりませんでしたが草場の陰で13人の侍も桜が咲くのを楽しみにしていると思いました。

• 訪問日：2022.04.03