第14回足利の文化財一斉公開で訪れ足利市文化財の天井板絵を拝見しました。ガイドさんと宮司さんの解説に耳を傾けました。本殿覆屋に描かれていて1849年作で花鳥77枚の板絵で構成されています。本殿の屋根で隠れていて全部は見ることができませんでしたが多くの種類の鳥が描かれています。本殿の彫刻は左右が二十四考の郯子と蔡順の話が彫られていて後ろの一枚は太公望で二十四考の話とは関係ないそうです。彫刻が色褪せているのは本殿が外で雨ざらしになっていたそうで、元々の拝殿を本殿に移築し新拝殿を新たに設けて現在に至るそうです。神社には絵馬が14枚も飾られていますが特に西南戦争を題材にしたものは県内で3枚しかないそうです。扁額は海軍中将で後に総理大臣にとなる鈴木貫太郎のものです。小さな神社ですがビックリする内容の歴史が多く詰まっていて聞いていて楽しかったです。