拝殿向拝には龍、木鼻に獅子が彫られており、何れも目の玉が入っている彫刻が躍動感溢れていました。小山市文化財の1715年建立の本殿が力作です。胴羽目に中国の故事と鶴と亀が松の木を背景にあり人も生き物も表情豊かに彫られており、脇障子の竹藪に虎が潜んでいる等遊びごごろが効いた彫刻もあり十分堪能できました。本殿の扉付近と本殿前に狛狐さんがチョコンチョコンといらっしゃって和やかな雰囲気を醸し出していました。

• 訪問日：2020.04.26