栃木県指定文化財の千庚申塔、かな地蔵尊を見に行きました。まず千庚申塔は御堂の中に入っています。五層になっています。一番上の層は金剛、童子、四夜叉、月、日が彫られています。二層目は雲のようです。三層目は梵字が彫られています。四層目は庚申の字がビッシリと彫られています。五層目は三猿、鶏が彫られている他、銘文が刻まれています。2メートルをはるかに超える大きな塔で、隣に大きな回せる数珠が付けられていました。特殊な形をしていて珍しいものです。かな地蔵も御堂の中にあります。石の中央に梵字が彫られています。室町時代の作で異例のものだそうです。