何年も前から気になっていたココファームカフェに行ってきました。足利の中心街からそれほど離れていないのに、日本の原風景的田舎の田畑を北関東道の近代的なガードをくぐり抜け、小さな山あいの細道を登っていくと、およそ観光とは無縁な場所にありました。急な勾配の山肌を開拓しての、大きいとは言えない葡萄畑を望みながら、カフェ&ランチを戴くのは贅沢です。生活圏から近距離で一風山村リゾート的なカフェ&ショップ。ワインショップには、女性が好む雑貨や菓子、ベーグルなどもお洒落に販売され、購買意欲をそそられます。試飲で頂いた「葡萄酢ドリンク」は、販売している葡萄酢を三倍薄縮したものだそうで、とっても美味しい。教えてもらった炭酸で割るともっと爽やかで飲み心地良さそうです。ショップが10時開店、カフェが11時開店でしたが、ご好意で早めに入れて頂き、半貸し切り状態を堪能しました。ランチは開店時間にならないと食べられないでしたが、プレートランチを摘みにワインのテイスティングセットでプチ贅沢を堪能出来ると思います。デッキでの一時は新緑の季節が最高だと思います。軽いデザートに、濃厚なソフトクリームに濃厚葡萄果実をかけた「ビンコット」もいただきましたが、旨味も濃厚で大満足!遠いけど、必ず、また行きます!ここはもともと、ハンディがある方々の施設。多くの障害者施設が運営に苦しみ、指導員の人員やお給料、待遇などにも四苦八苦される中で、心あるスタッフや関係業者、善意のお客さんに支えられて、営利度外視で営業される姿は葡萄畑を見ながらの一杯も格別にさせます。グラスワイン400円、コーヒー300円は安いものです。