天気がとてもよかったので、西方城へ散歩へ行ってきました。城百選のスタンプを集めていて城巡りが趣味なのですが、ここ2年は行けなくなって寂しいです。そこで、いい加減寂しすぎて、西方城へ登ってきました。地元の和菓子屋さんで買ったお菓子と飲み物をリュックにいれて、てくてくと。そこまで時間がかかる城ではありませんが、落ち葉がたくさんあり、滑る所は滑るので、必ず両手が使えるリュックと運動靴がおすすめです。転んだら大変ですからね。入り口に杖代わりの枝が置いてあって、1本借りて登ってきました。日陰あり日向あり、上り下り、竹林もあればうっそうとした場所もあり、逆に本丸や北の丸は開けて広々。色々な表情がある城跡です。多くはありませんが、看板もあって分かりやすい。お城の作りも全体的に複雑で、なかなかどうして、立派な縄張だと思います。人工物は殆ど遺っていませんが、建物があった頃を想像すると、現存していたら、さぞ県内の名城になったでしょう。なんか、もうちょっと有名でもいいような…。駐車場は少ないですが、まず訪問者が多くないので、十分車は停められると思います。誰もいなくて、二の丸ではゆっくりお茶ができました。ウグイスが鳴いていました。人の音がないので、鳥の声がたくさん聞こえて、気持ちが良かったです。ベンチはないので、その辺の丸太に座れますが、抵抗がある方はシートがあるといいと思います。私が歩いた時は、駐車場から出発し、休憩を含めて同じ場所に帰ってくるまで、1時間20分でした。「イノシシ注意」の看板がたくさんあるので、人間を襲えば食べ物あるぞと思われて狙われないよう、一人一人が飲食のゴミは必ず持ち帰るよう気をつけた方がいいですね(そもそもマナーですが)。