宇都宮美術館の帰りに立ち寄りました。この長岡百穴古墳は、凝灰岩をくり抜いて作られた古墳で、栃木県指定史跡に認定されています。現在、52基が確認されているそうです。この横穴群の作られた時期は明らかではないとの事ですが、推定すると、7世紀前半と位置づけられているそうです。各室に有る、観音像は、後世のものであるとの事です。7世紀前半とは、なんとも、悠久の歴史の長さを感じます。その過ぎていった長大な歴史の中でいろんな人がこの古墳を垣間見たであろうと思うと、自分もその歴史の中に溶け込んだような、なんとも不思議な感覚になります。