評判が良くて、映画館で観てみたいと思っていた「エルヴィス」。好きな監督バズ・ラーマンの作品だったので、外すことはないだろうと思っていました。2時間39分という長編にも関わらず、あっという間で、最高でした。エルヴィス役のオースティン・バトラー、トム・パーカー大佐役のトム・ハンクスも良かったですね。印象に残るシーンとしては、まだ知られていないエルヴィスが「ザッツ・オールライト(ママ)」でステージに立つところですね。エルヴィスの圧倒的な歌唱力、官能的な腰の動きで、女性観客を魅了してしまうシーンには参りましたね。このシーンを観るだけでも、映画館に行って良かったですね。またエルヴィス役のオースティン・バトラーも本人かと思うほどの怪演でした。素晴らしい。鑑賞後、エルヴィスの楽曲を聴き直しましたが、映画を観る前と後では、楽曲がまた深くカッコよく聴こえました。偉大なアーティストです。