平日12:30頃、ランチタイムに訪問。待ち時間ゼロで小上がりの席に腰をおろすことができました。今回約7年ぶりにオジャマしたのですが、雰囲気は当時の記憶のまま。当時との違いはテーブルのレイアウトが少々変わったくらいでしょうか。こちらのお蕎麦は「日光東照宮献上そば」だそうで、日光東照宮の宮司さまにより「日光さざれそば」と銘打たれています。オーダーしたのは【もりにら】── いわゆる鹿沼名物「にらそば」になります。蕎麦殻がハッキリと見て取れるお蕎麦はエッジがキリッと立ち、太さの割にムチッとしたコシが印象的です。みずみずしく喉越しも良好也。ちなみに、使われているそば粉は鹿沼市永野産の在来種「こそば」という品種なのだそう。そして、つゆ。キリッとした酸味が一際立っていて、それがお蕎麦により端正な印象を添えるかのよう。また、にらはまだ充分に柔らかく、その軽やかなクセで持って食中の変化を演出してくれていたように思います。こちらのお店ならではの独特な味わいを楽しめた次第。ちなみに、お蕎麦以外に【舞茸の天ぷら】もオーダーしました。たしか大小計6ピースだったと思いますが、想像していたよりもずっとボリュームがありました。衣はやや厚めかもしれませんね。舞茸の香りを楽しみつつ、食べ応えは充分、と。