この日は娘の中学校入学式出席のため仕事はお休み。午後はフリーになったものの外出は最小限にということで、福田屋鹿沼店へ食料品を買い出しに行きました。3階駐車場へ車を停めると目の前には新緑のまばゆさと未だ散らぬ桜の姿が。ということで、少しだけ黒川の土手で桜並木を鑑賞してきました。土手の上では細い車道に立ち並ぶ木々から無数の桜吹雪が華やかに舞う風景が。しかし河川敷に目を向けると、無数の瓦礫や倒木を横目にエンジンを唸らせる重機の姿が。去年の花火大会の時は、色とりどりの花々が咲き誇っていたのにな…なんて思いながら歩みを進めると、倒木の1本が綺麗な花を咲かせているではありませんか!つい先日の某地方誌の記事で知ったのですが、昨年の台風の際に倒れて流れ着いた桜の木がこの地で花開いたそう。自然の強さ美しさに感動した反面、やがて処分されるであろう儚さが交錯する不思議なひとときを過ごすことができました。