畔にひっそりと石碑が佇んでおります。1423年に塩谷教綱は関東公方足利持氏と結び主家の宇都宮氏に謀反し時の宇都宮当主である宇都宮持綱を幸岡原に狩りに招き殺害しました。1458年に今度は教綱が和睦を口実に宇都宮城に招かれたところを殺害され藤姓塩谷氏は衰退することになるのでソノ起点となった場所でもあります。将軍と関東公方の対立がそもそもの原因で教綱も家のことを考えた末にこのような事をしたのかも知れないと思いましたが信頼していた一門の教綱に騙された持綱も気の毒ではあります。塩谷氏の歴史を語る上で外せない場所だと感じました。（上らんとうの碑）

• 訪問日：2023.12.02