小山市
芹沼のいちょう(日光市天然記念物)で道路沿いの家の門口に案内が立っております。個人のお宅の敷地内なのでお声がけして見学させて頂きました。畑の端の森にあり樹高22m、推定樹齢約220年の古木は枝一つ折れていない完全体のスラっとした佇まいで気根が鍾乳洞の鍾乳石のように多数垂れ下がっております。カナリの古木なのに傷一つなく気根が一部分に集中してあるのが珍しいと思いました。御主人にお話を伺うとイチョウの枝が折れないのは周りの木が防風林の役目をしているのではとの見解で御座いました。また何の手入れもしていないそうですが元気一杯で秋にはワンサカ銀杏が採れるとのことです。見せて頂き有難うございましたとお礼を言いお宅を去りました。