高松町の石造供養塔(足利市文化財)で三叉路に建っています。1801年に作られた高さ約1ｍの供養塔は背の高い標柱の方が目立ちます。私もその御陰でタマタマ見つけることが出来ました。江戸時代の作品で供養塔には東　さの道、西　太田道などと刻まれ道しるべであったことが分かります。中央のお地蔵さんの下には大きく庚申の文字が刻まれており当時の人々の信仰の対象であったことも十分伝わってきました。三叉路も1801年当時からあったらしく小さな供養塔は旅人、住民にとって有難く頼もしい大きな存在であり続けたんだろうなあと思いました。

• 訪問日：2021.04.13