鹿沼市上田町の十二社神社です。鹿沼市景観重要樹木である御神木のイチョウが先ず目に飛び込んできました。樹齢約480年、樹高約20ｍの古木は年数から現在の社殿が建てられた時に記念に植えられたんだろうなあと思いました。伝統工芸品である鹿沼箒をひっくり返したようなビジュアルで正に鹿沼市らしい木です。鹿沼市景観重要建造物である社殿は1532年に建てられたもので随所に彫刻が光っております。向拝には黄石公と張良、胴羽目には中国の故事、仙人などが浮き彫られ、虹梁には鳳凰が施されており室町時代の彫刻師の思想が感じられました。

• 訪問日：2021.01.03