参道には百八のお地蔵さんがズラーっと並んでいて壮麗な眺めです。本堂に近づくほど風車を持つお地蔵さんが多くいらっしゃって表情を見ると微笑を浮かべている様に感じ取れました。お寺で管理されている境内社の市神様、稲荷様がお堂の中に仲良く並んでおられました。小さいながら精緻なお社です。お堂の中になでなで仏が安置されておられます。なでられすぎたせいかお顔も身体も凹凸が少なく御利益が頂ける裏返しと思えました。不動尊の前には不動明王が右手に持つ倶利伽羅剣が配されておりました。まさに燃えさかる炎となって巻きまとっている剣であり不動明王の象徴であります。剣より先の不動尊には結界がはられているようで神聖さを肌で感じられました。