随身門正面に右大臣左大臣の随身像があり裏手には阿形吽形の仁王像が配されています。ドチラも神社を守護しておりますが対照的な表情をしておりました。本殿のある境内から奥宮へと上がる道があり徒歩5分との看板があります。今まで一度も行かずじまいだったので行ってみました。道は整備されていて蜘蛛の巣一つありません。それだけ頻繁に参拝者が訪れている証拠であります。道中にはサカキが多く見られ「ここの榊は神様のものです　採らないで下さい」との神社の悲痛な張り紙を見かけました。書いてある通り5分程で到着しコジンマリとした白表の奥宮が鎮座しておりました。珍しいご神徳が書かれており製鉄関係の産業の発展とあります。この仕事に従事する人にとっては貴重な神様だなと思いました。他にも諸願成就、天下太平とあるので一般の人向けでもあります。三密とは無縁の緑の多いヒッソリとした場所なので本殿のある場所とは対照的でありました。

• 訪問日：2020.09.12