栃木県天然記念物で、とちぎ名木百選にも選ばれている九石のケヤキを見に行きました。推定樹齢約800年、樹高18ｍの古木は峠の道端にあります。まず目に入るのがお相撲さんでも楽に入れる大きな空洞です。昔は峠道で雨が降った時に雨宿りとして利用した人もいたんでしょうね。太い幹が反り返っていて、太い幹から枝分かれした幹の根本にコブが見受けられてチカラコブのように見えました。こうやって木全体を見ていると筋骨隆々の大男が円盤投げかハンマー投げを投じる瞬間のようにも見えてきて、古木といえど現役バリバリの猛者です。

• 訪問日：2019.12.22