那須には、何百回くらい行っているか解りません。そのくらいに魅力的な観光地でした。家族で行ったり、友達と行ったり。行く時と帰る時は、東北自動車道で行ったり、一般道で行ったり、途中で道が解らなくなったり。カーナビが無く、地図が頼りでしたので、道を間違えたりなどは、何回も有りましたっけ。有名な観光地ですので、車の長い車列、渋滞に何度も巻き込まれたり。数え切れない程の色々な思い出が有ります。先ずは、茶臼岳登山。ロープウェイでの雄大な景観と急な山肌を登って行く時と降りていく時のスリルあふれる体験。その頃は父も存命でして、家族で行った茶臼岳でした。山頂では雲が通ると暗くなり、雲が過ぎると太陽の陽が射し、明るくなるんです。本当に下界では味わえない体験でした。そして、南が丘牧場。入場無料なので必ず立ち寄りました。この牧場での人生初めての本物の馬への乗馬。乗馬している時の何とも言えない馬の背中の感触。馬を曳いていただいた、まだ若い親切な女性の飼育係さん。乗馬しながら見える、雄大な那須の景色。自分が、まるで昔の、馬に乗っている殿様になった様な気分になれました。そして、ジャージー牛のアイスクリーム。ピロシキ。池の魚たち。有名な那須千本松牧場には何度行った事でしょう。夏場の暑さで車に戻るまでにアイスクリームが半分溶けてしまった事も。那須アルパカ牧場にも行きました。沢山のアルパカ。アルパカが人なっこくて無邪気でした。一生懸命にアルパカの世話をしている女性の飼育員の方。平成の初期の時代でしたが、銀河高原ビールのレストランにも行きました。レストランでのバイキングでの思い出。そのころは父も病気一つ無く、まだ健康でしたので家族で行きました。生きていると言う事は素晴らしい事です。健康であると言う事は素晴らしい事です。そして若いと言う事は素晴らしい事です。若い時にしかできない事も有ります。歳を取るとどうしても、若い時の様にはいかなくなるものです。私にとっては、いろんな思い出の詰まった那須です。

• 訪問日：2020.08.24