小山市の桑地区には、その名の通り“桑”の畑があちこちで見られます。添付写真は「小山市桑市民交流センター（マルベリー館）」の北、約500mのところにある桑畑です。桑の葉を蚕が食べて繭になり、この繭から糸を紡いでつくられる天然の素材が絹（シルク）というわけですね。小山市の絹地区にある「絹公民館」の敷地内には「桑・蚕・繭・真綿かけ・糸つむぎのさと」という無料で見学できる施設があるので、ぜひ行ってみてください。なお、桑と絹の両地区は、1965年に小山市に編入されるまでは「桑絹町」でした。町の名前が伝統的な養蚕業（桑と絹）に由来していたのです。

• 訪問日：2021.07.22