【vol.13】「saihi」オーナー 山口 明子さん | 山本果奈×Specialist 子育てHAPPY LESSON | 栃ナビ!
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「子育てハッピーアドバイザー」山本果奈さん×栃木県で活躍する子育てのスペシャリストによる対談。スペシャリストによるプレゼントもお見逃しなく♪

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【vol.13】「saihi」オーナー 山口 明子さん

出産祝いにも◎!子ども服選びのテクニック

果奈 わ~!すっごくかわいいお洋服がたくさん♪私が着たくなっちゃう~!

明子 うれし~。まさに“大人が着たくなる子ども服”が、「saihi」のコンセプトなんです。国内外の子ども服ブランドから、ピンときたアイテムを直接買い付けてまして、デザインはもちろん素材にもとことんこだわっています。

果奈 子どもって感覚が敏感だから、肌触りにうるさかったりするんですよね。

明子 そうなんです。でも、いい素材、いい縫製、いいデザインを求めると、お値段が上がってしまうもの。「子ども服はすぐサイズアウトしちゃうし…」とおっしゃる方も多いんですが、選び方次第で2~3年、いや4~5年着られちゃうこともあるんですよ。

果奈 そのテクニック、ぜひ教えてください!!

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明子 女の子の場合ですと、Aラインのトップスを選んでおけば、まず間違いありません。小さいうちはワンピースとして、少し大きくなったらチュニックに、ジャストサイズではトップスとして、2~4年くらい余裕で着られます。子どもの胴回りって意外と変わらないんですよ。

果奈 数年着まわせるなら、少々お高めなものを買っても、十分元が取れちゃいますね。男の子の場合はどうなんでしょう?

明子 男の子の場合、おすすめは断然ベストですね。2、3サイズ大きめを買っても、違和感なく着られます。何よりベストは、寒い日に上着を嫌がる子でも、パサッと着せれば、いつの間にか着ていることさえ忘れてしまうという優れものです。

果奈 寒い日に上着を嫌がるって、“男の子あるある”ですね(笑)。

明子 実はこのテクニック、“出産祝い”にも応用できるんですよ。2歳用のポンチョを選ぶと、ベビーの頃はおくるみとして、1歳の頃は大きめのポンチョ、2歳でジャストサイズのポンチョと、長く使っていただけるんです。

果奈 いただいた方も、長く使えたほうがうれしいですよね。

明子それでもやっぱり、子どもってどんどんサイズアウトしてしまうし、ジャストサイズがかわいいデザインもあります。そこで、「 リ・サイヒ」というサービスをスタートしました。「saihi」で買ってくださった服なら、着用年数に関わらず下取りし、大切に使ってくださる次の方へお渡していくシステムです。

果奈 物を大切にする心がつながっていく、素敵なサービスですね♪サイズアウトを心配せずに、本当のお気に入りを選べそうです。

ママが必ず直面!『キャラもの問題』

明子 早い子は2歳くらいから、洋服や小物選びに好みを主張しだします。「あれが着たい」「これはイヤだ」といいだすワケです。その辺りで親が直面するのが、『キャラクターものをどうするか問題』です。

果奈 戦隊ものやプリンセスものなど、男の子も女の子も、誰もが通る道ですよね。

明子 子どもらしくて可愛らしいですし、着させても全然いいと思います。ただ時々お客さまから、「子どもは着たがるけど、あまり着させたくない」と相談されることがあって…。

果奈 親と子の好みが違う場合は、なかなか難しいですね。

明子 そこで、一つの結論に辿りついたんです、『キャラものは、パンツだけにしよう!』と(キリッ)。

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果奈 めっちゃ具体的ですね(笑)!

明子 お客さまの実体験と、自分自身の経験をまとめた結果なんです。下着を買うと「このまま着ていく!」といい出すし、靴下を買うと靴との相性が微妙。そこで、『キャラクターものを買う時は、パンツだけならOK!』にしようと(笑)。

果奈 なるほど。お互いに妥協して、どこかで上手に折り合いをつけるというのは、とてもいい方法だと思います。子どもの希望を完全に否定すると、子どもは自分自身が否定されたと感じ、自己肯定感が下がってしまいますし、どんなものでも強く抑圧すると、後で必ず爆発します。甘いものや、漫画やゲームもそう。親が見ていないところや、何十年も経って大人になってから、ものすごい勢いで取り戻そうとします。

明子 『キャラクターもの』というのはあくまで例えで、子どもが選ぶ服にママがどこまで口を出すべきかというのは、誰もが持つ悩みだと思います。身にまとう服は、その人そのもの。どんな人に見られるかを左右する、最低限の自己表現です。ですので、ママ一人で全部決めたり、子ども任せにし過ぎず、子どもの意見を尊重しながら、ママが上手にリードして、より素敵な着こなし方を一緒に考えてあげてほしいんです。センスとはそうして磨かれるものだと思うんです。

果奈 洋服選びってけっこう複雑な作業ですよね。天気予報を見たり、時間割や予定表から行動を想像して、TPOに合ったちょうどよいものを選ぶって、大人でもけっこう難しい。子どもたちにとっては、生きる力を身につけるいいレッスンになると思います。

明子 でももし、子どもがとんでもない組み合わせで登場しても、「それ、全然似合ってないよ」とはいわないでください。「ママはこっちの組み合わせの方が好きかな」とか、「こんなかんじもいいんじゃない?」というだけで、着替え直すかは子どもに任せましょう。そのときは聞いてくれなくても、あとから『そういえばママ、そんなこといってたな』って思いだしてくれることも多いですよ。

果奈アイメッセージ(i message)で伝えるんですね。ママを主語にすることで、子どもは自分が否定されていると感じにくくなるテクニックです。明子さんは、チャイルドコーチングマスター、子育てハッピーアドバイザー、アンガーマネジメント キッズインストラクターなどの資格を取得されて、こちらのショップでセミナーを開催されたりもするんですよね。

明子 お客さまから子育てについて相談されることが多くて、ちゃんとお答えしたいという想いから、いろいろと勉強しています。私も一人の子育てママ。みなさんと一緒に悩み、喜びながら成長できたらと思っています。それから、ファッションって、ワクワクしてすごく楽しいものでしょう?悩み多き子育て時代だからこそ、親子でファッションを楽しむことで、明るくハッピーに過ごしていただきたい、私はそのお手伝いをさせていただけたらと思っています。お店に遊びにいらした時は、ぜひどんどん話しかけてくださいね♪

※1)出産祝いにもおすすめの「ビブパ」を選ぶ2人。「男の子も女の子もOK!生後半年~2歳頃まで着られる、よだれかけとTシャツのハイブリット。キャンディブルマと合わせてどうぞ!」と明子さん。他にもスタイやブランケットなど、かわいい小物がたくさん揃います。
※2)少数精鋭の大人服は、とにかく着心地がばつぐん!「しゃがんだり、かがんだりしても違和感ナシ!リピートするママも多いですよ」と明子さん。

Recommended Spots & Shops in Tochigi

「dough‐doughnuts」

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「「saihi」のすぐ近くにあるおしゃれなドーナツ屋さん。実は、お店のポスターのモデルになったこともあるんですよ。」

「学問の神様 天満宮」

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「受験生がいた我が家を助けてくれたのが、受験の神様『天満宮』。お店にはこのソフト神棚をお祀りし、お参りはこちらへ。お陰様で春がやってきました!」

「宇都宮城址公園」

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「子どもが小さい頃からよく行く公園です。土塁の上を上ったり下りたりして遊んでいました。土塁の上からの景色もキレイですよ。」

Favorite Instagram Accounts

トンドンシエル

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≫tantdanscielのInstagramへ
「パリで暮らしながら、アンティークを販売している、お友達のアカウント。パリの何気ない日常を見ていると、旅しているような気分に♪」

ISETAN ACCESSORIES Official

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≫isetanaccessoriesのInstagramへ
「伊勢丹の中でも、アクセサリーに特化した情報を発信しているアカウントです。アンテナの高さはピカイチ!いつも勉強させてもらっています。」

NASA

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≫nasaのInstagramへ
「宇宙から見た地球など、スケールの大きな美しい画像やムービーが配信されるNASAのアカウント。自分の悩みがちっぽけに思えてきますよ。」

PRESENT

★「PETIE BATEAU(プチバトー)」 ビーチセット★3名さま

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フランスを代表するブランド「PETIT BATEAU(プチバトー)」の、バケツ&スコップ&クマデの3点セット。トリコロールカラーがおしゃれ♪

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「saihi」オーナー 山口 明子

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1971年横浜市生まれ。東京・銀座の百貨店に19年間勤務後、2012年に子ども服セレクトショップ「saihi」をオープン。大人が着たくなる子ども服と、大人も着られる子ども服(=ママ服)を取り揃えている。ベビー&キッズ&ママ服のトレンド発信地として、「下野新聞」や「地域情報誌」でのコラム執筆依頼も多数。パリ好き。12歳の女の子の母。AB型。

◇保有資格◇
チャイルドコーチングマイスター、認定子育てハッピーアドバイザー、アンガーマネジメント キッズインストラクター

≫オフィシャルサイト:「saihi」
≫オフィシャルブログ:「saihi」
≫FBページ:「saihi」

お店・スポット情報

saihi

大人が着たくなるデザインの子供服&ベビー服がズラリ!

宇都宮市西3-3-102F

子育てハッピーアドバイザー 山本 果奈

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15年間に亘る人事採用の仕事を通して、大人になってからぶつかる心の問題の深刻さに気付く。自身の子育て経験も重なり、人格形成における子育て時代の重要性を知り、幅広く知識を探求。現在、「アンガーマネジメント」や「子育てハッピーアドバイザー」の資格を獲得し、生きづらさの改善、自己肯定感の大切さを伝える活動をしている。

◇保有資格◇
アンガーマネジメントコンサルタント/アンガーマネジメント キッズインストラクタートレーナー/子育てHATマイスター/全米NLP協会認定マスター心理カウンセラー 他多数

◇研修、セミナー実績◇
茨城県教育委員会/富士ゼロックス株式会社/栃木県立のざわ特別支援学校/栃木県立国分寺特別支援学校/一般社団法人栃木県老人保健施設協会/ネッツトヨタ栃木株式会社 他多数

≫Facebookページ:「子育てハッピーアドバイザー」山本果奈

取材:2018年02月

※掲載内容は取材時の情報です。