【vol.3】聞き上手は、子育て上手 | 子どもが幸せに育つハッピーコラム | 栃ナビ!
クチコミ投稿

「子育てハッピーアドバイザー」山本果奈さんによる「子どもが幸せに育つハッピーコラム」。今回は、聞き上手になると子どもの心を癒したり、満たしたりできるというお話です!

  • 画像

【vol.3】聞き上手は、子育て上手

皆さん、こんにちは!
新学期がはじまり、あっという間に
ゴールデンウィークも過ぎて、
いよいよ6月ですね。

お子さんもお母さんも一生懸命
新しい生活になれるために
頑張り続けて、少し疲れが
でる頃ではないでしょうか?

体の疲れは休むことで癒されますが、
心の疲れってどうやったら癒すことが
できるでしょうか?

それは、
「話を聞いてもらい、
 共感してもらう。」ことで
 解決します。


子どもは本来、良くなりたい!
成長したい!という
欲求をもっています。

しかし、全てが
順調にいくわけではありません。

お友達と衝突したり、
出来ると思っていた事が
できなかったり、子どもなりに
一生懸命頑張っていますが
上手くいかないことも多々あります。
そして、そんな自分に傷ついています。

しかし、親は
そんな傷ついた子どもに対して、
「今、優しくしたら、受け止めたら、
 甘やかすことになって、
 子どものためにならない
 のではないか?」という
間違った認識を持つ事があります。

「もっと頑張れ!」とか
「気合がたりない!」なんて、
子どもの気持ちをそのまま
受け止めず、自分の気持ちを
押し付ける人もいます。

でも本当は、
傷ついたり、
行き詰っている時こそ、
その気持ちを
理解してあげて
ください。

自分を受け入れて
共感してもらい、さらに
肯定してもらうことで、
「こんな自分でもいいんだ。」
「上手くいかなくたって、
 大丈夫なんだ。」
「傷ついても、受け止めてくれる
 人がいるんだ。」という
安心感をもらう
のです。

子どもは安心感を得ると、
意欲が生まれてきて
また外の世界に
羽ばたいていけるのです。

人は誰でも
受け入れてもらいたい、
認めてもらいたいという
欲求をもっています。

本来なら、子ども時代にその気持ちを
十分満たすことが大切ですが、
その気持ちを得られないままでいると
いつかどこかで、
認められ受け入れてもらうまで
永遠にさまよい続けてしまいます。

もちろん、
さまよい続けている人は
自分だって共感してもらえなかったのに、
人の気持ちに
共感できるわけがないのです。

受け止めてもらった数が
多ければ多い子ほど、
人に優しく、心は強く、
人の気持ちを想像できる
心の温かい大人に育つ
のです。

ですから、私たち母親は、
子どものどんな気持ちにも
寄り添い耳を傾けていくこと

大切なのです。

そうやって、
子どもの心を
愛で満たしていきましょう。

「子育てハッピーアドバイザー」山本果奈

画像

  • 画像

「子育てハッピーアドバイザー」の山本果奈です。栃木県宇都宮市生まれの37歳。産まれた時から(いやいや、産まれる前から)かなり手のかかる小学3年生と1年生の男の子のママです。
「子育てハッピーアドバイザー」という立場ですが、自分の育児は毎日失敗ばかり(笑)。でも失敗の中から学んだ大切なことを、「ハッピーコラム」として届けていきたいと思います。

「子育てハッピーアドバイザー」山本果奈のFacebookページ

「子育てハッピーアドバイザー」とは?

  • 画像

(1万年堂出版発行)

子育てに不安や悩みを持つお母さんに向けて、イラストとマンガでやさしく解説したベストセラーの育児書「子育てハッピーアドバイス」。「子育てハッピーアドバイザー」とは、著者である精神科医明橋大二先生認定の自己肯定感を育む子育てスペシャリストのことです。

「子育てハッピーアドバイス」
「明橋大二オフィシャルサイト」

取材:2015年05月

※掲載内容は取材時の情報です。