「和の中」といえば、餃子の名店。僕自身、餃子を食べに行ったのがきっかけでした。でも、運命というのはいつも突然やってくるもの。メニューの片隅に“麺”の一文字が目に入った僕は、動物的ともいえる反射神経で半ば無意識にオーダー。テーブルに運ばれてきた“ラーメン”を見て初めて、まじまじと観察したのです。透き通るようなスープに、真っ白なちぢれ麺、触らなくとも柔らかさが伝わってくる厚みのあるチャーシュー…そして何より、ぷぅんと鼻をくすぐる気品あふれる香り。「ん?これはなんだ?」突如、むくむくと湧いてきたラーメン魂、もしかしたら…という予感が頭をよぎります。すかさずスープを口に運ぶと、小さかった予感が大きな実感となってあふれてきました!想像以上、そう、一言でいえば想像以上。気高い香りの正体はきっと、スープの90%を支配するという野菜たち。その優しくも力強い滋味深さが、じんわり身体を包み込んできます。こんな優しさに、いまだかつて出会ったことがあったでしょうか?!運命のいたずらに翻弄され、少し泣きそうになりました。もちろん嬉し涙です。神さま、出会わせてくれてありがとう。ごちそうさまでした!(取材:ブラック)
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