盆提灯やお祭りの提灯などをつくるこの時期、とっても大忙しな職人さん。骨組みを終え、和紙を張り終えた提灯に文字や絵を入れる作業をする田中さんもそのひとり。平面ではなく、円柱と凹凸のある歪んだ和紙の上に描くことは至難の業。そう、栃木県伝統工芸品に指定された三代目の提灯を受け継ぐ四代目なのです。こちらでは、ひとつひとつ下書きをして色を入れ、油を塗り、乾燥させる…3〜5日はかかる作業を家族で分担して行っています。エゴマという栃木県北部や、福島県などで栽培している胡麻から採った油を使い、独自の香りと風合いを出します。この油は、紙とほねの密着を助け、防水も兼ねている万能なもの。年月を経た時、あめ色に輝くのはこの油を使った証拠なのですね。 現在、絵入れまでする職人さんが減ってしまっているそうで、なんだか寂しい気もします。しかし、外国へお土産に持って行く人も多いそう。どっしりとした江戸文字で名前を入れたものや、龍と虎の絵が入ったものが人気みたいです。栃木でつくられた提灯、世界の各地で喜ばれているのですね!
50〜60種ほどある提灯に文字や絵が入る…オリジナル提灯をつくってみても良いですよね!出産祝いや開店祝いなどにも! 左写真真ん中の提灯(文字・絵入り) 8,000円 神輿前に飾ってある縦長の提灯(120cmくらい)25,000円 龍と虎の入った提灯 15,000円 贈答用七福神の絵入り提灯 60,000円 ▼あめ色になった提灯 ▼こんな絵も◎! ▼天日干しの提灯