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目の中にゴミが・・・。
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相談者/あきあき 担当相談員/上山先生(小児科医)
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| 時々子供の目の中にゴミが入っている事があります。本人はそんなに気にしていないようなのですが、目に傷がついてしまうのではないかと心配です。目薬で洗い流そうとしても、なかなか取れません。どうすればいいですか? |
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| 目に異物が入った場合は、まぶたの裏の眼瞼結膜に入りこむか、角膜上皮にくっついたり、刺さったりすることがほとんどです。 まぶたの裏に異物が入ってしまった時は、こすってしまうと、上まぶたの眼瞼結膜の溝(眼瞼下溝)にはまってしまって、なかなか取れなくなってしまいます。下まぶた(結膜嚢)の中にゴミが入ると、最初はコロコロしますが、やがて痛みがなくなってしまう場合があり、奥に入り込んでしまうこともあります。ここにまつげが入っている場合がありますが、あまり多くはいっている場合を除いて放置しておいて構いません。あまりに多く入っている場合は、まぶたを反転してゴミを探しだし、綿花やガーゼでそっとこすって取り出しますが、見つからない場合は眼科を受診して下さい。当日異物が取れなくても、翌日目やににくるまれて排出されることが多いと思います。目やにには、目のゴミをくるんで出してくれる働きがあり、白く柔らかい糸を引くような目やにの場合などがそうです。 異物が角膜を傷つけた場合、角膜上皮の知覚神経(三叉神経が多い)の末端を刺激して、鋭い痛みを感じます。角膜の中央部から上方にかけての異物の方が、まばたきにより刺激されやすいため、角膜の下方にある時より、一時的に痛みは強くなります。角膜異物で多いのは鉄紛異物で、電車に乗っていてブレーキがかかる時に窓から顔を出していると、車輪の摩擦で生じた鉄紛が目に入る、などにより起こります。鉄紛が入ったままで放置しておくと、角膜が茶色に変色し、一日で異物の周りにサビの環ができてしまいます。このサビを十分に取らないと、痛みや刺激症状である眼球結膜の充血が続くことがあります。 アルカリ、酸、有機溶媒、界面活性剤などが目に入った時は、直ちに大量の水で洗眼して下さい。特にアルカリ性のもの(毛染め、パーマ液、生石灰、消石灰、生コンクリート、苛性ソーダなど)は、蛋白質を溶解するため深い傷になりやすく、時間の経過とともに眼球内にも入り込んで炎症を起こし、失明など重篤な後遺症を残すことがあります。酸は蛋白質を凝固させるので、アルカリよりは深い傷になりにくいといわれています。水虫の薬を点眼されてしまう方がいますが、水虫薬には角質溶解剤が入っているものがあり、意外と重症になることがあります。容器が点眼薬と似ているため、要注意です。酸やアルカリの濃度が高ければ高いほど危険で、入った時よりも翌日の方がひどくなるため、注意が必要です。眼科では、重度のアルカリ腐蝕に対して、リトマス試験紙で結膜嚢のpHが正常範囲に戻るまで数時間以上洗眼します。 静かにまばたきをして涙と一緒に流しますが、それでも取れない時は、洗面器に水を満たして顔をつけ、まばたきをします。それでも取れない場合は、眼科を受診して下さい。ホウ酸は弱い殺菌作用があり、以前は洗眼によく使用されていましたが、毒性の問題(小児の致死量は5〜6g)もあり、現在では生理食塩水で洗眼することがほとんどです。 |
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